book

『神様からひと言』(荻原浩)

友達に勧められて購入。 最初は「これは硬派な企業小説?」と思わせる出だしですが、主人公「涼平」が「お客様相談室」に異動し(とばされ)た時から始まる、クレーム処理武勇伝物語。 「神様」って「お客様」?って思うんですが、実は別の意味もあったり・…

『西の魔女が死んだ』(梨木香歩)

タイトルは物騒だけれど、全然そんなことはない児童文学。 「西の魔女」とは、主人公“まい”のおばあちゃんの通称。いちおう、西洋の“魔女”なんですと。 その西の魔女が死んだという連絡を受けて、駆けつける途中での2年前の2年間の回想シーンが主な物語。 「…

『黄色い目の魚」(佐藤多佳子)

思春期のころの揺れ動く心を、「絵」を介して巧みに描かれてる作品。 最初、短編集だと思いました。 第1章と第2章の主人公が、男の子「悟」と女の子「みのり」で全然違うもの。 そして第3章で2つのストーリーはつながっていく。 1節ごとに「悟」と「みのり…

『悲しい人魚姫』(井上きみどり)

それに比べると、『性同一性障害』なんて、なんてお気楽なんでしょう! ほっといても死にはしない。 友人が取材協力していましたので買ってみました。 ラブストーリーとして、よくできていると思います。

『1リットルの涙』(木藤亜也)

『脊髄小脳変性症』という難病と戦う少女の日記。 20年ほど前に単行本としてし出版。 出版2年後、永眠。 だんだんと体の自由がゆっくりと奪われていく、決して良くはならないし、現状維持もできない。 それを、本人の言葉で淡々と綴っています。 よく、患者…

『酒場百選』(浜田信郎)

『居酒屋礼賛』(http://hamada.air-nifty.com/raisan/)からエリア別に特選して再編集された本。持ち歩きやすい文庫スタイル。 立ち寄り居酒屋系日記では、超有名なサイトらしいです。 友人の「酔わせて下町」さんからのご紹介。 読んでいて、ひらすら垂涎…

『ダヴィンチ・コード』(上)(中)(下)

映画の前に読んどきました。 でも、これが世界を揺るがすほどの大作? ってことで、あまり宗教や歴史に興味ないわたしとしては、普通のミステリー小説として読みました。 ミステリーとすると、ちょっとだらだらしているかな?といった印象。

『江口寿史の正直日記』(江口寿史)

Web日記の書籍化。 いまみたいにブログが全盛じゃない2000〜2002年の頃の漫画家・江口寿史の日記。 軽く読めるかなと思ってたら、分厚さだけは一人前なので、読了するのに結構時間がかかってしまいました。 早い話が、『呑み日記』でした。(笑) で、仕事がは…

そうそう、サルベージも完了

「カード屋さん」から図書カードも届いて、これで、オリコ暮らスマイルの端数金券化も、ミッション終了。

『世界のはてのレゲエ・バー』(野中ともそ)

1/20の日記で読み始めを書いておいて、そのまま疲れて放置して『白夜行』を先に読んでしまった、その本です。 はっきり言って、わたしには馴染めなかった内容かなぁ… 「レゲエ・バー」に惹かれたんだけれど。 っていうか、電車で本読むのってあんまりよくな…

『白夜行』(東野圭吾)

言うまでもないですが、直木賞も取って、いま一番書店でスペースを割かれているあの作家のドラマの原作本です。 エンジニア出身らしく、こまかく練られたストーリーは、コンピュータのプログラムの様。 変数(人物)の式(相関図)を常に頭においていないと…

昨日は

持参の本を1冊読もうと思ってたけど、イベントホールの照明が暗いのと、暖房の効きが悪くて寒かったので、1章だけ読んで退散。 プレナ幕張の本屋で廃墟本を立ち読みしてました。 いつも来ると思うんだけども、ここ風強すぎ…

『怪奇無尽講』(飯野文彦)

主人公のミステリー作家が故郷に戻り、旧友と始めた「無尽講」。 最初は「講」の中の作り話であったはずが、だんだんと現実の世界に… ただのエロチックなむかし話じゃなくて、ちゃんと最後にどんでん返のあるミステリーもの。 短編それぞれも面白いというか…

『博士の愛した数式』(小川洋子)

今日は時間があったので2冊読了。 ベストセラー作なんだそうですけど読んでいませんでした。 もうすぐ劇場公開ということで購入。 博士は80分しか記憶できない病気のため、家政婦さんと息子の“ルート”は毎日が初対面。 でも、彼女たちをいたわる想いってい…

かるく吉祥寺オフ

日曜なのにお仕事なのです。(でも、平日休むからいいんですけど) おかげさまで、16時から吉祥寺で行われた『江口寿史の正直日記 出版記念サイン会』の方に出向くことができました。 着いたのが17:30で終了ギリギリで、最後の来場者だったことはここだけの…

『逆説探偵』(鳥飼否宇)

わたし、本読むのすごく遅くって、1冊に1週間くらいかかっちゃいます。 まとまった時間があればい進むけれど、行き帰りの通勤電車だけじゃ、ほんと進みません。 座ることができて、かつ眠くないとき。 W32Hで音楽聴きながら読んでます。 そんなとき、こう…

『DEATH NOTE』(ジャンプコミックス)

うっかり借りて読んでしまったら…ハマってしまいました。 「なにこれ?・・・おもしれー!」 登場人物、ユニークな設定、意外な展開… 秀逸ものです。 まだ5巻までしか読んでません。 そっか、まだこれは「第1部」なのねー id:sunny:20060110:1136822543

『2005年のロケットボーイズ』(五十嵐貴久)

落ちこぼれ高校生たちのキューブサット打ち上げ物語。 なんていったって、文章が軽快ですよ! ほんと、続きが気になって、電車を乗り過ごしそうになりました。 「2005年の〜」ってタイトルについているくらい、2005年中に読まないと意味のない小説。 いきな…

『陽だまりの偽り』(長岡弘樹)

ミステリー短編集。 うちで制作して届いた見本誌の中から面白そうなものをピックアップして読んでます。 この作品たちは結構面白かった。 新人作家らしいですけれど、ちゃんと起承転結の「転」をきっちり書いてますね。読みやすかったです。

『カラダ発想術』

前にもここに書きましたけれど、顧問が書いた本です。 社員には1冊ずつ配られていて、もうすぐ忘年会で話するかもしれないから、読んどかなければと思って読みました(そうでなくても読め!) 一応「自己啓発本」の部類に入るかもしれないけれど。 ところが…

『銀河ヒッチハイク・ガイド』

銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)作者: ダグラス・アダムス,安原和見出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2005/09/03メディア: 文庫購入: 39人 クリック: 347回この商品を含むブログ (370件) を見る映画の謎解きのために買った本。 あーなるほどと思う…

うちの顧問が書いたものでして…

カラダ発想術―五感をフルに使ってヒットのタネをつかめ作者: くらたまなぶ出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 2005/08メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る社員には、配られてましたけど、みなさん買ってください(笑)

『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)作者: 山田真哉出版社/メーカー: 光文社発売日: 2005/02/16メディア: 新書購入: 10人 クリック: 331回この商品を含むブログ (1042件) を見る「マネー系ブログ」書いている身として…

『しゃばけ』

しゃばけ しゃばけシリーズ 1 (新潮文庫)作者: 畠中恵出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/03/28メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 125回この商品を含むブログ (529件) を見る読了に約1ヵ月! こんな文庫本相手になぜこんなに時間かける〜? って感じでや…

『59番目のプロポーズ』

59番目のプロポーズ キャリアとオタクの恋作者: アルテイシア出版社/メーカー: 美術出版社発売日: 2005/06/17メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 36回この商品を含むブログ (113件) を見るmixiで話題になっているってゆーんで、買ってみました(発売日に)。…

『無窮の道』

無窮の道作者: 乾荘次郎出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2005/02メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見るわたし、時代小説って苦手で、すっごく読むのがのろいんです。 この本も、1週間くらいかかったし。 歴史苦手ってこともあるかな? 中学校の…

『とっても不幸な幸運』

とっても不幸な幸運作者: 畠中恵出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2005/03メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (35件) を見る見本誌シリーズ4冊目。 これ、面白かったです。 「とっても不幸な幸運」と書かれた缶詰めを開けることで訪れる物…

『オール・トゥモロウズ・パーティーズ』

オール・トゥモロウズ・パーティーズ作者: 清野栄一出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2005/04メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見る見本誌シリーズ(3)。 これ、作品タイトルの文字数がシステムの想定外だったので、連載中は毎回“…

前作

西船橋駅にて。 ここではまだ「たったひとつ…」は置いてなかったです。ハーフラバーズ作者: 藤沢さとみ出版社/メーカー: 近代出版社発売日: 2003/04メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る

『優しい音楽』

優しい音楽作者: 瀬尾まいこ出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2005/04メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (147件) を見るまたしても見本誌。短編3本。 たしかに、優しかったです。 でも、あまり、盛り上がるようなストーリー展開…