『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)

「マネー系ブログ」書いている身としては(笑)、読んでなかったのが不思議ですけど、やっと入手して読みました。
世界一受けたい授業」のときも、目からうろこでしたけれど、本を読んでも、目からうろこ。
特に、『ちりが積もっても山とならない』の項。
このブログに書いているように、ちまちまとポイントを貯めていても、大きい買い物でむ失敗したら、全ての苦労は水の泡。
安いものをさらに安く買うより、高いものを安く買う、ということが鉄則なんだそうです。
 
先日、宝くじを買っちゃいました。
還元率2割、。相当無駄な出費です。
先日、ちょっとの差で定期券区間の終電を逃しました、。
帰れるルートでは800円の運賃を追加支払いしなければなりません。
その分があれば、プラス100円のランチが8日間も楽しめたのに…
 
でも、ちょっとしたポイントにこだわる価値観を持つと、パチンコやパチスロで1000円札を湯水のように使ってしまう、ということが生理的にできなくなるので、それはそれで別の面ですごく効用のあることかもしれません。
 
『ワリカン金融』の話は、すでに実践していたかも。
クレジット枠を現金化するような話で、手数料を取って商売している、怪しげな金券屋もあるけど、代金を現金で受け取って、その分をクレジットで払うということは良くする話。
この章では、「金利0で借りる」というメリットを強調していましたが、さらに「その現金は高金利の借金の返済に充てる」ということをすれば、さらにキャッシュは生きてくるみたいな。