2006-01-17 『怪奇無尽講』(飯野文彦) book 主人公のミステリー作家が故郷に戻り、旧友と始めた「無尽講」。 最初は「講」の中の作り話であったはずが、だんだんと現実の世界に… ただのエロチックなむかし話じゃなくて、ちゃんと最後にどんでん返のあるミステリーもの。 短編それぞれも面白いというか切ないお話*1なんですけども、全体としてこれまたミステリーという構成も面白かったです。 *1:特に2話目なんて感情移入しちゃって涙目