『怪奇無尽講』(飯野文彦)

怪奇無尽講
主人公のミステリー作家が故郷に戻り、旧友と始めた「無尽講」。
最初は「講」の中の作り話であったはずが、だんだんと現実の世界に…
ただのエロチックなむかし話じゃなくて、ちゃんと最後にどんでん返のあるミステリーもの。
短編それぞれも面白いというか切ないお話*1なんですけども、全体としてこれまたミステリーという構成も面白かったです。

*1:特に2話目なんて感情移入しちゃって涙目