『TIME/タイム』(4本目)

(C) 2011 TWENTIETH CENTURY FOX

【TOHO Cinemas Roppongi-Hills】
シネマポイント ★★★
ただいまのシネマイレージ   1,022マイル

だいぶ前に上映開始していましたが、終映間際でやっと見に行けました。
 
えー今年一番じゃないでしょうか!(この先を見ても)
“25歳で老化が止まるけれど、余命が通貨となる時代”という、非常に面白い設定のSF。
実体は貧困層から“時間(カネ)”を巻き上げて富裕層がのうのうと暮らすという、結局は金が命に変わっただけの格差社会
『時間を売って金にする』のには変わんないのかも。
ブルジョアのお嬢さんがこっちに寝返ったりとかはよくあるパターンで痛快!
「“100万年”はひとりで使うには退屈な時間だけど、100万人に配ったらひとり1年」というのは考えさせられます。日本国民に配ったら3日半くらい?・・・
だから、それくらい配っても体制は揺らぎそうにないんですけれど。
オープニングのシーンは終盤ヘの伏線ですね。
あと、大人はほぼ25歳の設定のはずなのに、なんか老けて見える感じのもいるし。
(★★★★★)