『老人Z』1991年(3本目)

covastudio2009-02-18

【Theator Shinjuku】
水曜映画サービスデー:1000円
 
いちおう、テアトル系にもポイントカードはあるんだけれど、
年会費3000円のクレジットカードなので二の足を踏んでいます。
アート系の作品が多いので、テアトルには年1回くらいしか行ってないし。

 
テアトル新宿で『クールアニメ・セレクション』っていう特別興業をしていることを、今村さん(id:Imamura)の日記で知りまして、ラインナップが名作ばかり。
今日の最終回は『老人Z』。大友克洋原作。老人介護用の機械の“第6世代コンピュータ”が暴走するというお話。テーマは夫婦愛かな?
18年前の作品のため、コンピュータに関する表現は古めかしいものがあるものの、街並みとか、病院とか、湘南モノレールとか、変わらないものは変わってないので、今の時代見ても鑑賞に堪えられます。
AKIRA』に共通する、生きている機械のゴテゴテ感がいいね。『パプリカ』の暴走しながら周りの物を巻き込んで巨大化していくモチーフは、この作品の影響を受けた?
老人ハッカーが見どころ(笑)
 
キャラクターデザインは江口寿史。時々アップの決めカットはいかにもエグチンなんだけれど、ほかのキャラがどうしても田村信キャラに見えてしまうのは気のせい?*1
 
AKIRA』も『パプリカ』もセレクションに入っているので、見に行きたいです。ほかにも好きな作品がいっぱい。
来週水曜日の組み合わせも垂涎なので、また行ってみよ^^

*1:わたしは、この当時はふたりとも面識がありませんでしたけど