『デトロイト・メタル・シティ』(14本目)
【TOHO Cinemas Nagareyama OotakanoMori】Screen#9 シネマイレージデイ:1300円 シネマイレージ・スタンプラリー★★★★★☆★★★★ 無料鑑賞権1回獲得中 ただいまのシネマイレージ 1481マイル プレミアアップグレード権獲得中 公開直後ということもあり、流山のいちばん大きいスクリーンで上映。 流山は8月中は毎日シネマイレージデイらしい。なんで? 映画はほとんど平日に見ているので、休日の窓口の混雑が新鮮。 あ、vitで発券しましたので並びませんでしたけど。 そういえば、vitが座席ピンポイント予約&シネマイレージ発券開始とバージョンアップしてましたね。
デトロイト・メタル・シティらしきものを初めて見たのは、TOHOシネマズのマナー告知アニメ。『鷹の爪団』でも有名(?)ですね。
DMC信者が、崇拝するクラウザーさんのために、ことごとく映画館のルールを破るという、ストーリー。
非常にインパクトが強く、その後松山ケンイチで映画化するという話を聞き、街中でDMCのポスターを見、しているうちになぜか見に行くことに。
こういう系統の作品は積極的に見に行きたいわけじゃないので、見に行く予定リストからは完全に圏外でしたが、その予想に反して内容はヤバいくらいに面白い。いや面白すぎ!だれることもない密度の濃い104分。どこが面白かった?って聞かれたら両手では足りない。強いていえば、“新幹線運転席写メ”。
“クラウザーさん”と根岸という対極のキャラが見所なんですけれど、この作品が受けるところはそれだけじゃなくて、“DMC信者”が“クラウザーさん”と、“さん”付けで呼んでいる中途半端なカリスマ性が大きいんじゃないでしょうか?*1
なんか、最後のSATSUGAIのシーン*2で泣けました。
帰ってきて家にあった原作を見てみると、2巻途中までのエピソードを再構成したストーリーらしい。同行者の話によると、『原作ママ映画化していて面白かった。もう一度見てもいい』とのこと。でも、すごく教育に悪い作品です。
でも、デスノートに続き、松山ケンイチ、すごいなぁ・・・「知的」「小心者」「暴力的」。何でもあり。