【東京国際映画祭】『の・ようなもの』(19本目)

covastudio2007-10-24

【Le Cinema 2】
「映画が見た東京」部門:1000円
 
Bunkamuraに入っているミニシアター。初めて。
かなりおなかが空いている状態で到着したのですが、コンセッションで
なんか買って入ろうと思ったら、『飲食物持ち込み禁止です』って。
“娯楽”の映画館ではなく“芸術”の映画館なのでした。
さすが文化村。

 
1981年だから、昭和56年の作品。森田芳光*1の初劇場作品だそうで。
映像の感じから、昭和50年位かなーと思ったら、意外と古くありませんでした。
主演は秋吉久美子伊藤克信秋吉久美子すごく色っぽいです。伊藤くんはあの当時からあんな感じだったのね。
コサキン*2が出ていましたが、小堺さんの変わりっぷりと、関根さんの変わらなさっぷりが面白いです。
 
昭和の東京を振り返りましょうという企画なので、物語の筋とかテーマとはあまり関係なく見てましたけど。

  • トルコ風呂
  • 聖徳太子の1万円札(C券。今流通しているのはE券)
  • アサヒビールラベルデザインとの250mlのちびボトル
  • 東武電車
  • レコード
  • タクシーが380円

 
やっぱり、その時代に撮ったものは、今当時の映像を再現して作ったものとはまったく別物の風格がありますね。
「続・三丁目の夕日」がどんな感じに仕上がっているのか楽しみです。*3

*1:といえば、いま公開中の『サウスバウンド』も面白そうかなぁって。最近のトヨエツ映画はハズさないし。

*2:小堺一機と「ラビット関根

*3:さすがに本当の昭和30年代は知らないんですけども