荻原 浩『ママの狙撃銃』

ママの狙撃銃
一通り未読の買い置きの文庫本がなくなってしまったので、仕事の関係で届けられる見本誌シリーズ再開。
今回は『明日の記憶』や『神様から一言』で今年売れてる感のある荻原浩の単行本。

どこから見ても普通の平凡な主婦が、実は請負のプロの狙撃手。
幼少時代アメリカで祖父から引き継いだ狙撃の腕。
もう忘れたころに依頼主Kからの仕事の依頼。
でも、愛する家族のために引き受けてしまう。

結構面白いお話。ありえないような話だけれど、実際にいるかも知れないし。
脱サラに失敗するパパ、学校でいじめられてる長女、愛くるしい弟、どこにでもいそうな家族。
ママは家族のためなら何でもするのさっ
 
日常と非日常の切り替えの面白い作品です。おすすめ。