『宇宙戦争』(H.G.ウェルズ)

宇宙戦争 (創元SF文庫)
東京創元社2005年版の方を読んでみました。
書かれたのはいまから108年前の1898年、古典SFを代表する作品です。
今まで読んだことあるのかないのかもはっきりしない。
 
昨年、トム・クルーズが、現在上映中の「M:I:III」の撮影の“合間をぬって”主演した、“宇宙一の早撮り監督”スピルバーグの映画の印象が強いでしょう。
映画の印象は“なんだこれ?”と思ったくらい肩すかしだったんですけど、原作読んでわかりました。
スピルバーグはえらいよ。舞台は変わるものの、確かに原作そのままだわ。
当時最新式の乗物が「自転車」だったことを考えると、それから50年間の機械文明の進化はやっぱりすごかったんですね。
そのあとの50年は、機械というより、コンピュータを使ったバーチャル文明の進化の50年のような気がしますけど。