『佐賀のがばいばあちゃん』(20本目)

covastudio2006-07-12

【銀座シネパトス2】
銀座シネマ22ポイント

佐賀出身の友人と鑑賞。
 
一世を風靡した「B&B」の島田洋七の少年時代のノンフィクション小説の映画化。
原作が大好きだったので、映画化したら絶対見る!と思っていた作品が、ついに全国公開!
母と離れて佐賀のばあちゃんちで暮らすようになった明広(洋七)は、ここで中学卒業まで8年暮らすことに。
「がばい」というのは佐賀弁で「すごい」の意味*1。このばあちゃんがほんとしたたかで強くて頼もしい。
「明るい貧乏」かぁ・・・。洋七はその後漫才で成功して数億(?)の大金を手にすることになるんですが、毎日寿司を食べていた生活は、このときの反動か(笑)
 
全編あふれんばかりのユーモアに包まれているのですが、佐賀の人々の心の優しさや、線路で広島をの方角を見て母を思う明広少年には涙を誘われます。
 
ともかく、原作イメージそのままに演出された作品でした。
また、邦画に名作です。
そういえば、先日読んだ本「西の魔女が死んだ」も、(こっちは少女ですが)親元を離れて祖母と二人暮しの生活を描いていましたね。


*1:実際には、「ばあちゃん」の前に付くのはちょっとおかしいかも、と友人解説