『第9地区』(13本目)
【Warner Mycal Cinemas Ichikawa-Myoden】Screen #5 シネマポイント ☆☆ ワーナーマイカルでは「モバイルクラブ」に入会すると、 映画がいつでも1200円で見られるキャンペーンを実施中です。 期間は7/2まで。 土日も1200円なのでかなりオトク。 でも、窓口で並んで買わないとならないので、早めにチケットを買っておきましょう。 これと、ポイントカードを組み合わせると、6100円で映画が6本見れることになります。 かなりいいサービスではないでしょうか? ちなみに、携帯での入会手続きにかかるパケット料は約100円でした(1190パケット)。 クーポンは画面メモしておけば、次回からはパケット料はかかりません。
南アフリカのヨハネスブルグ上空に停止したエイリアンの宇宙船の真下のエイリアン居住エリア「DISTRICT 9」でのエイリアンと人間のふれあいを描いた人情SF作品。
(以下ネタバレありなので畳みます)
今年の映画で一番おもしろかった。
いろいろと不条理なんですが、SFのFは“不条理”ですから、エイリアンがあれだけの威力の武器をもちながら地球を侵攻しなったりとか、それ売って猫缶を買ったり、翻訳機なしで会話が成立したりと、なんでもありです。二次感染しないのもあり。
この作品は“遺伝子に反応して動作するシステム”というただ一つのアイデアを広げて作っただけにすぎないのかもしれません。
それでも観客を知らず知らずのうちにエイリアン側の立場に引き込んだり、エイリアンとの友情、エイリアンの親子関係・・・うん、これは人情物語なのかもしれない、と。
結局、エイリアンのコロニーは人口250万とかになってしまうのですが、大半が“地球生まれ”ばっかりになってしまって、祖国(母星)を知らない世代にとっての地球って何だろう・・・と思ってしまいました。