「メール使い放題」はお得?
ドコモのメール使い放題、auのガンガンメール、SoftBankのシンプルオレンジEなど、基本料金が安くてメールが添付ファイルを含めて送受信無料のプランがあります。
一見安いのですが、本当でしょうか?
ドコモの料金体系を例にとると
最安プラン | メール使い放題 | |
---|---|---|
基本料金 | 980 | 780 |
iモード基本料 | 315 | 315 |
パケット通信料 | 380〜4410 | 0〜4410 |
メール通信料 | パケット料金に含む | 無料 |
通話料 | 1000円まで無料 | 含まない |
メール使い放題には無料通話料が含まれていないのがポイントです。
それと、パケット定額を上限まで使い切る人には意味がありません。
なので、“無料通話を毎月使い切らない人”“iモードを見ない人”向けになります。
“プロのライトユーザー”(自称w)としては、ちょうどこのパターンに当てはまります。
そこで、過去4カ月分の明細書から平均を出してみました。*1
プランSSシンプルバリュー | メール使い放題バリュー試算 | |
---|---|---|
基本料金 | 934 | 743 |
iモード基本料 | 300 | 300 |
通話料 | 1131*2 | 1131 |
うち無料分相殺 | ▲1000 | 0 |
パケット通信料 | 722 | 722 |
うちメール無料分(推定) | 0 | ▲500 |
合計 | 2087 | 2396 |
それでも、今までママの方がお得なのですが、実は通話料の部分をソフトバンクの「8円ケータイ」にしてしまえば、ほぼ0にできます。「8円」の方は、1500円相当の無料通話が付いている*3ので。
あとはパケット料カットするために、全メールの転送を件名だけにしていたり、添付ファイルを一切受信しなかったりしているのですが、メール使い放題にしたらその呪縛からは解き放たれます。
つまり、メール代>通話料−200円だったら、「メール使い放題」がお得ということになります。
でも、切り替えるにしても、今まで繰り越されている2500円相当の無料通話がもったいないんだよねー。
サポートに電話したら、「メール使い放題」にプラン変更しても、無料通話は繰り越してくれるとのこと。
ということは、必要に応じて切り替えながら使えると。しかも、ドコモは「当日から適用」ができるし。
着信通知の設定ができたので、「メール使い放題」こと「タイプシンプルバリュー」に当日より変更しました。
・旧転送ルート:会社→Gmail→Yahoo!→ケータイ(件名のみ)
・新転送ルート:会社→Gmail→mopera→ケータイ(全文)
Yahoo!メールの転送は、「サーバーに残す」の設定ができないので、Mzoneを使うために入っているmoperaメールを経由させることでメールのコピーを残せるようにできました。