『バブルへGO!!タイムマシンはドラム式』(今年4本目)

(c)2007 フジテレビジョン/電通/東宝/

【United Cinema Toyosu】Screen#12(D11/12)
バレンタイン〜ホワイトデーカップル割引:2000円(2名様)
 
昨年10月オープンの最新鋭シネコン。
時間差上映や、両肘掛け付き非跳ね上げ式シートや、全スクリーンプレミアペアシート完備とか、
今まで行った中ではもっとも充実のシネコンでした。
ただ、コンセッション(フード)がお高め。種類は多いけど。

 
HITACHI製ドラム型洗濯機がなぜかタイムマシンになって、バブル崩壊を防ぐため、1990年3月に戻った親子(広末涼子薬師丸ひろ子)と90年当時の下川路(阿部寛)が繰り広げる喜劇。
ホイチョイ自体がバブルの象徴のようなものだから、バブル当時を間違いなく(多少誇張して)再現。
コネタ満載。今年いちばんの傑作です!
 
真弓が娘だと知ってすっかり真人間に様変わりする下川路が面白かった。でも、歴史の変わった2007年に戻っての「家族は家族、愛人は愛人」は名言(笑)
劇団ひとりの起用や、飯島愛が出ていたりタイムリー。
あと、広末涼子はエロかわいいです。
制作がフジテレビ&小学館なので、“曙町”や“CanCam”ネタが出てくるのも納得。監督の馬場康夫が元日立の宣伝マンということで日立製作所が全面協力。
うちの洗濯機も日立製です。
 
バブルを経験してまだ見ていない方。今週いっぱいの上映です。見て損はありません!
 
でも、バブルが崩壊したって、お台場は観光地になったし、六本木ヒルズは建ったし、ららぽーと豊洲のようなショッピングゾーンはできたし、自動改札も携帯電話も発展したし、やっぱり崩壊してよかったのでしょうか?
でも、それって正社員雇わなくなった代わりの好景気だから、“みんなハッピー”なバブルのころとは違うんだよね。世知辛い。