『愛についてのキンゼイレポート』(5本目)

昨年の公開のときは、友達に薦められていながら観ることのできなかった作品。
Yahoo!Cinemaを毎週のようにチェックして、名画座系で上映されるのを待っていました。
でやっと、今週、高田馬場の「早稲田松竹」で上映があるのをキャッチ。
ここは水曜日でも1300円(通常料金)です。
以前ここ通った時は閉館してたような気がしてましたが、運動によって復活したようです。
場内は座席がひな壇じゃなくて平面。
スクリーンが高い位置にあるため、シネコンで見慣れているととても疲れる“昔の映画館”って感じです。
 
作品自体は、いまから50〜60年前に、アメリカのキンゼイ博士が調べたセックスについての対面調査のドキュメント。
原題は「KINSEY」なので、「愛について…」という邦題はちょっとずれているかも。でも、博士と妻の生涯に愛があふれていました。
何がノーマルで何がアブノーマルなのかって、あまり話題にならないでしょうけれど、“アブノーマル”って思っていたことが実はきわめて“ノーマル”かもしれないね。
自分自身もかなりレアケースのサンプルだと思ってるんだけれど、それも意外とノーマルなのかも。
 
ここ、今は珍しい2本立て館なんですけれど、併映の『ヴェラ・ドレイク』は都合により、観ずに帰ってきちゃいました。